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CARDBOX OPENスタンダード Round 1: 津村 健志(東京) vs. 東良 尚之(京都)
2017年05月06日(土)11:30
大会・イベント
By Takumi Yamasaki
2017年5月6日。
ここ、京都で新たな賞金制の大会であるCARDBOX OPENがいよいよ開幕した。
日本各地から多くのプレイヤーが集った本大会。8回戦という長い戦いを制し、頂点に立つのは一体誰なのか。
春の暖かい空気が立ち込める会場にヘッドジャッジから第一回戦のペアリングが発表された。
記念すべき第一回戦を飾るはHareruya Pros 津村 健志(東京)。
世界でも数少ない殿堂プレイヤーの一人でプロツアーやグランプリでの輝かしい功績は語るまでもないだろう。
そんな津村がここ京都でどんな戦いを見せるのか。
対するは東良 尚之(京都)。
地元で開催される今大会に胸を躍らせる東良。初戦からいきなりの強敵に喰らいつけるか。
お互い手早くシャッフルを済ませ、第一回戦の火蓋が切って落とされる。
Game 1
先行は津村。お互い7枚でキープ。
1ターン目に《スレイベンの検査官》、続くターンに《屑鉄場のたかり屋》と展開する津村。
対する東良は《尖塔断の運河》から《マグマのしぶき》で《屑鉄場のたかり屋》を除去し2ターン目に土地をプレイしてターンを返す。
津村は2体目の《屑鉄場のたかり屋》をプレイ。エンド時に《予期》でハンドを整える東良、そのまま流れるように3枚目の土地から飛び出すは《電招の塔》だ。
《電招の塔》が動き出す前に勝負を決めたい津村は戦場に《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を送り出す。
「きついな......」と声が漏れる東良は土地を置いてターンを返すのみ。
津村は攻め手を緩めず、全軍で攻撃。除去もなく大ダメージを東良に与えると第2メインフェイズで《歩行バリスタ》をX=2でプレイするがこれには《本質の散乱》で着地を許さない。
次のドローを見て耐えれないと悟った東良はすぐさま投了するのであった。
津村 1-0 東良
淀みなく毎ターン脅威を展開した津村。東良にこの猛攻を捌く術はあるのか。
お互いサイドボードを終え、次のゲームが始まる。
Game 2
先行は東良。
ハンドをみるなりすぐさまマリガンを宣言する。一方の津村はキープ。
マリガン後の表情は芳しくない。苦しい声でキープする。
《霊気拠点》からスタートする東良。苦しい声でキープした理由が津村にも伝わる。2ターン目は土地を置くことができずにターンを返す。
この好機を逃すまいと津村は2ターン目に《屑鉄場のたかり屋》、3ターン目に《歩行バリスタ》となかなかの滑り出し。
土地を引けた東良は津村のエンドに《予期》、さらに土地を手に入れ続く自分のターンにプレイしターンを返す。
一方津村は4ターン目に《先駆ける者、ナヒリ》をプレイするが、《不許可》でカウンターする。
東良は《山》から《通電の喧嘩屋》プレイ。1戦目では《電招の塔》コントロール、サイド後にはアグロプランにチェンジしたのだろうか。
津村はそれに臆することなく、またしても《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》が場に姿を現す。
「うーん、どうしようかな......」対応を迫られる東良。
《蓄霊稲妻》を2発、騎士・同盟者トークンと《歩行バリスタ》に打ち込み、《通電の喧嘩屋》で《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を強引に落とす。
返す津村は《鋭い突端》をアクティベイトし《屑鉄場のたかり屋》と攻撃。ライフは一気に落ち込み安全圏から遠ざかる。
東良は《霊気との調和》から2体目の《通電の喧嘩屋》プレイし受けに回るが、津村はさらなる攻め手を準備するために《苦い真理》で大きくリソースを稼ぐ。
《屑鉄場のたかり屋》で攻撃し《通電の喧嘩屋》でブロック。続く東良のエンド時に津村が《屑鉄場のたかり屋》を蘇生させると、対応する術もなく東良は投了するのであった。
怒涛の攻めで津村が第一回戦の勝利を納めた。
津村 2-0 東良
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