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CARDBOX OPENスタンダード Round 2: 日比野 泰隆(愛知) vs. 水谷 陽介(愛知)

2017年05月06日(土)12:15 大会・イベント
By Atsushi Ito


 関西圏での賞金制大会に名乗りをあげたのはプロばかりではない。

 フィーチャーマッチに呼ばれたのは、『ラヴニカへの回帰』『ギルド門侵犯』リミテッドのグランプリ・横浜13でトップ8に入賞し、準々決勝でSam Blackに惜敗した経験を持つ古豪・日比野だ。

 しかも対するは、つい昨日BMOスタンダードで見事優勝し、多額の賞金を獲得したばかりで波に乗っている水谷。

 早いラウンドで大舞台での実績を持つ強豪同士による潰し合いとなってしまったが、はたして勝つのはどちらか。




 Game 1


 先手ワンマリガンの水谷が送り出したのは《巻きつき蛇》。「情の選択」と語るほどの偏愛ぶりに加えて、まさか優勝したばかりのデッキを鞍替えするはずもない。

 一方の日比野はこれを即《致命的な一押し》すると、繰り出したのは《ファルケンラスの後継者》。なんと日比野のデッキは「マッドネス」のようだ。

 続けて水谷が《光袖会の収集者》を送り出すが、これも日比野の《致命的な一押し》で即退場。これを見て水谷も負けじと《ファルケンラスの後継者》を《致命的な一押し》し返して盤面は依然として更地のまま、ここに日比野が《屑鉄場のたかり屋》を、水谷が《巻きつき蛇》をそれぞれ定着させようとする。

 だが、度重なるクリーチャーと《致命的な一押し》の応酬により、マリガンスタートの分だけ水谷の消耗が激しい。

日比野「手札は1枚?」






 これを見て日比野が満を持して《血の間の僧侶》を送り出すが、ここでエンド前に水谷の最後の手札、《闇の掌握》が合わせられる。

 そしてドロー、そのまま叩きつけるようにプレイしたのは《ピーマの改革派、リシュカー》!

日比野「トップっすか?(苦笑)」

水谷「トップしかありえないっすね(笑)」

 これも優勝の勢いの成せるわざか、あっという間に4/4と4/5という圧倒的な盤面を作り上げられてしまった日比野は、しかし返すターンのアクションは《安堵の再会》のみで、《風切る泥沼》を合わせての強烈な10点アタックをもろに食らってしまう。

 ようやくブロッカーとして《憑依された死体》を送り出すも、チャンプブロックだけでは状況は打開できない。

 さらに《緑地帯の暴れ者》まで追加され、これは《屑鉄場のたかり屋》のアタックをブロックしたところで《癇しゃく》との合わせ技で葬るも、返すターンの攻撃で脇をすり抜けた《風切る泥沼》が、日比野の残りライフ2点を掠め取っていったのだった。



 日比野 0-1 水谷


 Game 2


 《街の鍵》、エンド前からディスカードから《傲慢な新生子》と芳しくない動きの日比野に対し、水谷は《歩行バリスタ》《ピーマの改革派、リシュカー》で淡々と攻め立てる。

 だが日比野も《ピーマの改革派、リシュカー》は《木端+微塵》し、続けて送り出された《光袖会の収集者》にも、《安堵の再会》で《血の間の僧侶》を「マッドネス」してETB効果で除去しながら3枚ドローのビックプレイを合わせて食らいつく。




 しかしここで5マナに到達した水谷がプレイしたのは《新緑の機械巨人》! 2/2だった《歩行バリスタ》が一気に6/6にまで成長し、フルタップだった日比野はこの強烈な一撃をスルーせざるをえない。

 それでも、返すターンには日比野も《致命的な一押し》を《歩行バリスタ》に当てるのだが、4/4トランプルの《新緑の機械巨人》が止まらない。

 ならばと《傲慢な新生子》《屑鉄場のたかり屋》を並べ、《血の間の僧侶》と合わせてダメージレースに活路を求めるが、無情にも《闇の掌握》が《血の間の僧侶》に飛び。

 《風切る泥沼》と合わせての総攻撃で、日比野のライフはゼロを割った。


 日比野 0-2 水谷



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