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エリア代表決定戦関西大会 1回戦 フィッシュ vs カイザー
2018年12月18日(火)17:00
今年もこの時期がやってきた。
デュエルマスターズ全国大会2018エリア代表決定戦関西大会。
全国大会を夢見た選手たちが一同に介し、その切符を手に入れるために凌ぎを削る。
そんな大会の一部始終をフィーチャーテーブルからお届けする。
一回戦のフィーチャーテーブルはこちら。
右手のフィッシュ(twitter:@fish0456)は昨年度のエリア代表決定戦関西大会で優勝し、全国大会へ出場した猛者。
全国大会では奮わなかったものの、2年連続での出場を目指し、この大会に臨んでいる。
一方カイザーも昨年度の同大会別ブロックで優勝こそ逃したものの、2位に入賞するほどの実力の持ち主。
今年こそ全国へ!希望と野望を抱き、昨年の関西エリア代表と激突する。
じゃんけんの結果、先行はカイザー。
カイザーが《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》 《転生ノ正裁Z》と動くのに対し、フィッシュは《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》からきっちりブースト。
4ターン目にカイザーの《戦慄のプレリュード》。《サッヴァークDG》《剣参ノ裁キ》と繋げ、手札と盤面を整えていく。
盤面を打開したいフィッシュだが、《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》《プロテクション・サークル》の動きで相手に干渉することができない。
これを見たカイザーは《憤怒スル破面ノ裁キ》連打でシールド上の裁きの紋章を増やすと、《サッヴァークDG》の効果で自身を破壊し《救世主 サッヴァーク✝》をバトルゾーンへ。
盤面優位のまま、《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》や《剣参ノ裁キ》で手札を回すカイザーに対し、フィッシュはマナチャージでターンを返すことしかできない。
遂に《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》に辿りついたカイザーは《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》(呪文側)でフィッシュの行動を制限すると、《救世主 サッヴァーク✝》でシールドをアタックし、アタック・チャンスで《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》を発動。
これで《救世主 サッヴァーク✝》がアンタップし、シールドを3枚ブレイク。もう1度《救世主 サッヴァーク✝》でアタックし、シールドを全て破壊。《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》でプレイヤーにアタック。
そうなるはずだった。
《救世主 サッヴァーク✝》のドラゴン・T・ブレイカーでシールドを3枚追加し、相手のシールドをブレイクした後アンタップするとフィッシュから指摘が入る。
「《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》のアンタップ能力は任意効果であり、ドラゴン・T・ブレイカーの処理が終わっているためアンタップできないのでは?」
本来、シールドをブレイクする前にアンタップの処理が入るはず、誘発を忘れているのではないかという指摘だ。
この主張に対してジャッジが間に入り、状況を確認。
お互いの説明からフィッシュの主張が認められ、《救世主 サッヴァーク✝》はアンタップせずにゲームが続行される。
仕方無く《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》で1枚ブレイクしてターンを終了。
九死に一生を得たフィッシュは 《煌メク聖壁 灰瞳》をバトルゾーンへ。シールドを5枚まで回復させる。
《サッヴァークDG》を出した後、《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》《救世主 サッヴァーク✝》でシールドをブレイク。ターン終了時に《サッヴァークDG》が自壊し、《煌龍 サッヴァーク》をバトルゾーンへ。
登場時効果で、《煌メク聖壁 灰瞳》がシールドに送られる。
フィッシュは《プロテクション・サークル》でシールドを補充すると、このデッキのキーパーツの一枚、《水上第九院 シャコガイル》 を召喚。
カイザーのターン開始時に《水上第九院 シャコガイル》 の効果で5枚ドロー3ディスカード。
カイザーとしては最早シールドトリガーを無視して殴り切る以外の択が無い。
少し悩んだ素振りを見せつつも、意を決し《プロテクション・サークル》で埋めたシールドをアタック。
ここが《終末の時計 ザ・クロック》で無ければ・・・というところだが、やはりというべきか、トリガーしたのは《終末の時計 ザ・クロック》。
カイザーのターンは強制的に終了し、フィッシュにターンが帰る。
意気揚々とドローしたフィッシュはそのまま《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》をプレイ。
お互いのマナゾーンから大量のクリーチャーが沸き出てくる。そしてもちろんカイザーのマナゾーンには《水上第九院 シャコガイル》 がもう1枚。
デッキの枚数は8枚。
カイザーのターン開始時に《水上第九院 シャコガイル》 2体の誘発でフィッシュのデッキは0枚となり、《水上第九院 シャコガイル》 の効果で1回戦の勝者はフィッシュとなった。
対戦終了後、自身のプレイミスを反省ししょんぼりとした様子のカイザーだったが、少しすると対戦相手のフィッシュと対戦内容について議論を繰り広げていた。
まだ全国大会への調整は始まったばかり。1回戦が負けスタートでもここから5回勝てば決勝トーナメントに進出できる。
そこには「次は負けない」と気合の入ったカイザーの姿があった。
そして勝ったフィッシュ自身も、次回戦に向けて静かに闘志を燃やしていた。
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